大阪も梅雨に入り、洗濯物もなかなか乾かない時期に入りましたね。
湿気に悩まされている福井でございます。
こちらのブログでは前回お伝えしておりました、意外と知らないイカとタコの違いに関しまして、ご紹介させて頂きます。
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イカやタコの代表的な違いは?と問われると、見た目ともう一つ、足の数を思い浮かべられると思います。イカは10本、タコは8本。よく知られている豆知識ですが、実はイカもタコと同じく足は8本なのです。
イカはその「 足 」とは別に「 触腕 」という腕が2本ついております。
触腕は足のように全体に吸盤はついておらず、先端部分にだけ吸盤または鉤状になっている腕のことをいいます。伸縮性があり、餌を捕る道具として使われています。
また種類によって、生きている間は目の下のポケットに畳み込まれていたり、他の足と同じぐらい短く縮めているそうです。
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イカスミとタコスミ、見た目は同じでも成分や使い方が全く異なります。
イカスミはスミの中に脂肪が含まれており粘度が強いため、水中でイカの分身として吐かれています。
対して、タコスミは脂肪が殆ど含まれておらず粘度が低いため、水中でスモークのように広がり、視界を遮るために吐かれています。
つまり、
イカ = 分身の術
タコ = 目くらましの術
と、なるのです。
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他にも、イカは吸盤の役割が吸盤の歯に引っ掛けてひっつくか、タコは筋肉の収縮で吸いつくかの違いなどもございます。調べてみると違いが多いイカもタコも、元々の祖先はあの有名なアンモナイトや生きた化石と言われるオウムガイであるそうなのです、不思議ですね。
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イカを生で食べる文化がある国はどこを探しても日本くらいらしいです。
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北新地 雅しゅとうとうのブログの内容が、ご接待や大事なお席の中の、お話を盛り上げるきっかけとなって頂ければ幸いでございます。
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ここまで閲覧頂きまして、誠にありがとうございました。
次回は、雅しゅとうとうで人気の逸品、ノドグロとキンキに関しましてご紹介させて頂きます。引き続き、閲覧の程よろしくお願い致します。