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お知らせ

2015年6月22日

ふくいの食材バンザイ 其の二

タコ

イカ
大阪も梅雨に入り、洗濯物もなかなか乾かない時期に入りましたね。
湿気に悩まされている福井でございます。
こちらのブログでは前回お伝えしておりました、意外と知らないイカとタコの違いに関しまして、ご紹介させて頂きます。

イカやタコの代表的な違いは?と問われると、見た目ともう一つ、足の数を思い浮かべられると思います。イカは10本、タコは8本。よく知られている豆知識ですが、実はイカもタコと同じく足は8本なのです。
イカはその「 足 」とは別に「 触腕 」という腕が2本ついております。
触腕は足のように全体に吸盤はついておらず、先端部分にだけ吸盤または鉤状になっている腕のことをいいます。伸縮性があり、餌を捕る道具として使われています。
また種類によって、生きている間は目の下のポケットに畳み込まれていたり、他の足と同じぐらい短く縮めているそうです。

イカスミとタコスミ、見た目は同じでも成分や使い方が全く異なります。
イカスミはスミの中に脂肪が含まれており粘度が強いため、水中でイカの分身として吐かれています。
対して、タコスミは脂肪が殆ど含まれておらず粘度が低いため、水中でスモークのように広がり、視界を遮るために吐かれています。
つまり、
イカ = 分身の術
タコ = 目くらましの術
と、なるのです。

他にも、イカは吸盤の役割が吸盤の歯に引っ掛けてひっつくか、タコは筋肉の収縮で吸いつくかの違いなどもございます。調べてみると違いが多いイカもタコも、元々の祖先はあの有名なアンモナイトや生きた化石と言われるオウムガイであるそうなのです、不思議ですね。

イカを生で食べる文化がある国はどこを探しても日本くらいらしいです。
是非、新鮮なイカの活け造りを雅しゅとうとうが織り成す和食と共に、召し上がってみてはいかがでしょうか?
事前にご予約いただければ、個室にてご用意させていただきます。
北新地 雅しゅとうとうのブログの内容が、ご接待や大事なお席の中の、お話を盛り上げるきっかけとなって頂ければ幸いでございます。

ここまで閲覧頂きまして、誠にありがとうございました。
次回は、雅しゅとうとうで人気の逸品、ノドグロとキンキに関しましてご紹介させて頂きます。引き続き、閲覧の程よろしくお願い致します。


2015年6月17日

滔々ランチご予約承っております。

北新地ランチ界は大阪きっての激戦地でございます。
そんな数あるお店の中、わざわざ雅しゅとうとうをお選びいただき誠にありがとうございます。

【滔々ランチ】が皆様のご好評を得まして、毎日、暑くなってきたにもかかわらずお並びいただき感謝しております。
皆様のご好評にお応えしようと10食の限定から、出来る限り数を増やしました。(※30食)

また長時間お並びいただくのも私どもとしましては、大変心苦しく、ご予約制も導入いたしました。
ご予約に関してお問い合わせの多い事例を踏まえまして、詳細をご紹介させていただきます。

「滔々ランチ」
1日30食 1,000円(税込)
和食の技を凝らした一品一品をお膳の中に詰め込みました。
【(本日入荷の)お造り三種・胡麻豆腐・野菜サラダ(オクラと玉葱のドレッシング)・海老と野菜の天婦羅・旬野菜の冷やし鉢・和え物・玉子・漬物・塩昆布・ココナッツプリン・釜炊きご飯・具沢山お味噌汁】がお膳の中に詰め込まれております。
また、お膳に入りきらないので別で後ほどおだしします、【トマトのコロッケうすい豆のソース】。こちらは保温程度ですが中に炭が入っておりますのでお気をつけくださいませ。
 以上が滔々ランチの内容でございます。

「ご予約に関しまして」
午前11時のみの受付でございます。
他のお昼のお時間帯ですと、3,000円と5,000円のコースでお席のご予約承ります。
ホームページからオンラインでご予約が出来るように変更中でございますが現状は滔々ランチのご予約はオンラインでは入力できないように設定されております。
お手数ですがお電話にてご予約くださいますようお願い申し上げます。

円滑にお客様にご提供できるように何点かご協力いただきたい点がございます。
1、是非ご予約くださいませ。現状お電話のみの受付ですが、今後はオンラインも開設して皆様のご負担を軽減したいと存じます。
2、ご来店は11時ちょうどにお越しください。OPEN時に店頭でお客様のお名前をお呼びいたします。入店は順番にご案内させていただきますのでしばらくお待ちくださいませ。
3、ご来店時間が11時15分を超過いたしますとキャンセルの扱いとさせていただきます。(ご予約無しでお並び頂いているお客様もいらっしゃる為)
4、お席のご指定はランチタイムは受けかねます。3,000円 5,000円のコースはテーブル半個室のお部屋でご用意いたします。
以上の4点、どうぞご協力くださいませ。

雅しゅとうとう 店主


2015年6月16日

和食のマナー ~ポイント~

紫陽花が色鮮やかに雨に濡れる季節を迎えましたがいかがお過ごしでしょうか。

6月に入りまして雅しゅとうとうのHPを一新いたしました。各スタッフが随時ブログ等も更新させていただきますのでよろしければご覧くださいませ。
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私がこれから随時更新させていただきますブログのテーマは<食器>にさせていただこうかと思っておりますが、今回は、第一回といたしまして【和食のマナー】をテーマにさせていただきます。ご存知の皆様もおいでとは存じますが、何かのお役に立てれば幸いでございます。
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雅しゅとうとうは、北新地のという場所にあり落ち着いた雰囲気の店内で四季折々の食材を使いましたお料理を個室の各お部屋ごとに召し上がって頂けることから、ご接待のご利用のお客様からのご予約を多数お受けいたしております。
そこで、ご接待のお席でここだけは押さえておきたいポイントをご紹介いたします。

◆◆◆◆◆    ◆◆◆◆◆

①主賓がお箸を取ってから食べ始める(主賓がお箸を取らないようならお声をかけて促す)
②苦手なお料理は箸をつける前に下げてもらう(苦手なお料理・アレルギー食材がございましたら事前にお申し付下さいませ。内容を変更させて頂きます)
③お造り等は身にわさびをのせて食べる
④お茶碗や御椀は手にとって食べる
⑤御椀の蓋は器を少し抑えながら時計まわりにまわしてとり右側に置く、食べ終わったら蓋をする
⑥お箸は箸置きに置く(器等に置かない)
⑦手を器の様に受けずに取り皿を使う
⑧箸を逆さに使って大皿のお料理をとるのはNG(お取り箸をご用意致しますのでお申し付けください)

雅しゅとうとうでは、出来る限り同じスタッフがサービスさせていただきます。担当のスタッフがご接待を出来る限りサポートさせて頂きますのでお気軽にお声がけ下さいませ。

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いかがでしたでしょうか?
ひと口に和食のマナーといいましても諸説ございますので参考にして頂ければとの気持で発信させて頂きました。

最後までお付き合い頂きまして誠に有難うございました。
今後ともよろしくお願い致します。


2015年6月16日

ワインリスト更新いたしました。

IMG_0935[1]

このたび、ワインリストを更新いたしました。

より現地の臨場感が伝わるように写真を多用し、造り手の責任者の方がどんな方なのか分かりやすく入れ込みました。
お値段は8,000円 10,000円 15,000円を主軸に取り揃えております。

北新地でご接待の場合、席内でお値段をお客様の前で言いづらい瞬間は多々目にいたします。
そんな時、こういう風にお伝えしていただけるとスムーズです。
ワインリストの価格のところを指していただいて「うーんこんな感じかな」みたいなコメントをいただけると価格が分かりますのでそちらを中心におすすめできます。

肝心の価格がきまれば、味わいでございます。
価格の中で最高に美味しいものをおすすめするのはもちろんの事ながら、お客様のお好みが一番大事でございます。
味わいに関するキーワードを3つくらい並べていただくと伝わりやすいです。
「辛口なんだけど、まろやかでフルーティーな白ワイン」や「コクがあって、渋みがしっかりして、酸味の少ない赤ワイン」など3つのキーワードを並べていただくとより具体的に伝わりやすくなります。

ワインのリストには43種類リストアップさせていただきましたが、実はリスト外の方がたくさんございます。
ワインは一期一会ですので、リストにのせづらい少量の入荷商品もございますのでリストだけではなく。
是非、一度シニアソムリエ・ソムリエ見習いまでお声がけください。

和食とワインを自然に楽しめる時代になってまいりました。
雅しゅとうとうで料理長と若い料理人たちがつむぎだす和食と
ソムリエが責任をもってセレクトしたワインお楽しみくださいませ。

雅しゅとうとう 店主


2015年6月15日

余田のお酒を極める!其の一

初めまして、雅しゅとうとうの余田と申します。
「よだ」ではなく「よでん」と読みます。珍しいですよね、こちらのブログでは雅しゅとうとうでお取り扱いをしてます。酒類を中心にご紹介させていただきたいと思います。

まず当店「雅しゅとうとう」は北新地にございます旬と鮮度にこだわった厳選素材を使いました日本料理のお店でございます。
モダンラグジュアリーな雰囲気のある店内、ご接待や大切な記念日、様々なシーンに合わせたプライベート空間を備えております。
そんな雅しゅとうとうにもお料理に合わせた様々なお飲み物をご用意しております。
日本酒、焼酎、ワイン、カクテル、ウイスキー・・・

そんな中でも今回は個人的にも興味があります「日本酒」を取り上げたいと思います。
そもそも日本酒とは・・・?
日本酒とは米から作られた醸造酒のことで、原料は基本的に米と水です。
米の主成分であるデンプンを麹の作用により糖に変え、その糖をアルコールに変えて日本酒は出来上がります。
日本酒の種類がたくさんあるのは、水、米、麹も何種類もある訳で、組み合わせ次第で出来る日本酒は十人十色。
その組み合わせ一つ一つが蔵元の味となる訳ですね。
日本酒といえば「純米」「純米吟醸」「大吟醸」「純米大吟醸」……
この種類の違いは日本酒を製法(精米歩合、麹歩合、アルコール添加量など)により区分したものです。

ここで私が思っていた疑問を一つ。
「大吟醸や純米大吟醸はなぜ高価?」
まず、使用するお米の価格。その高価な米を美味しい日本酒を造るために必要な部分だけを残し、半分以上も削り落としてしまうのです。
そして長時間精米作業が行われるため、摩擦による乾燥で米が割れないように細心の注意を払いながら作業が行われます。
そして磨いた米に必要な水分を加える作業。この作業はその日の気温・湿度によって作業時間が変わる非常に繊細なもので、大吟醸や純米大吟醸はまさに蔵元の心意気が込められた特別な贅沢なお酒なわけです。

ではでは今回のおすすめ日本酒を……
「黄金澤 こがねさわ 山廃純米」(宮城)
このお酒は今月の雅しゅとうとうのおすすめの日本酒でもある一品。
穏やかで優しい香り、重さを感じさせないのど越しの良いお酒です。
小鍋や煮物など温かいお料理にはぜひ、ぬる燗として味わい下さい。

閲覧して頂きありがとうございました。
次は私が実際、お客様と関わって感じた様々な事柄も書いていきたいと思います。